こんにちは。
梅雨が明けて屋内と屋外の温度差にやられています。
現場に足を運ぶと熱気の中で頭にタオルを巻いて作業に取り掛かる職人さんたち・・・
本当にご苦労様です。
そんな暑さ厳しい中で働いているにも関わらずこの前素敵なお言葉を頂きました。
『多くのデザイナーさんの測量(図面)とは違い、本当にきっちりとした数字が出ていたので
墨出しで頭を抱えずにすんだよ^^!!』と
なので墨出し職人さんお墨付きの(!?)私たちの測量のやり方を少しご紹介致します。
そもそも竣工図が残っていても経年劣化や施工時の誤差で実際の図面とは異なるのが大半です。
私たちの測量には主に3つのアイテムを使います。
1スケール
2レーザー距離器
3水平垂直のレーザー(墨出し器)
他にも細々したものがありますがメインは上記の3点です。
スケールとレーザーで測りかつ垂直水平方向の寸法を出すことで何処の壁が歪んでいるか迄
キッチリと計測を行います。
平面だけではなく高さも色々な箇所で何度も測り考慮します。
手間は正直かかります。
しかし最初の計測が正確に行われると後のプランの作成時に寸法に自信を持っているので
状況が厳しい間取りでもしっかり検討を行うことが出来ます。
これはお客様に寄り添い携わることに繋がります。
お客様の要望と効率の良い動線の確保は切っても切り離せない大切なものです。
なので一番最初に行う現調こそがその現場の良し悪しを決める重要なポイントなのです。